全国で行われている大会ですが、高知県とは縁があり、ほぼ毎回審査員として
出席させて頂いております。
◆高知民俗資料館 の会場にて
高知県内の高校生がその年毎に提示される題目に沿って
民家や町並みを写真にとり、印象に残った感想や想いを発表する大会ですが、
若い方たちの感性豊かな趣に、大人たちが逆に思い知らされるといった事が
多くあります。
出てくる写真と発表は、実に人間的でそこにある歴史を捉え、人の息遣いを
捕らえたものが多くあります。例えば、古民家の中にある丸テーブルには
なぜか人が寄ってきて、語り合っている とか、こまに収めています。
また、
数年〜数十年前に繁栄していた商店や商店街を題材にしたものもあり
そこでの人のふれあいと、生活模様を見事に映し出していました。
◆審査委員長の講評と表彰式
高校生の彼ら、彼女たちは、揃ってこの景色を残したいと
言ってます。大人達は経済優先もとても大切なのですが
それだけではない、何かを感じました。。
まだまだ、私たちにもできる何かがあって、この子達に
残せるものがあるのじゃあないか〜。と思います。
◆発表前は緊張していた子も、終えたあとはリラックス
キャッキャ と騒いでいる姿は、高校生らしくて良い↓