2011年07月05日

夏仕様の古民家!

古民家は寒い!   良く言われます。
古民家は涼しい! これもよく言われます。
古民家はなぜ涼しいのでしょう・・・。
理由は沢山存在すると思うのですが、大きく寄与している部分で
湿度管理があります。
大抵の古民家の壁は土でできており、柱や床は無垢の木、
畳が敷いてあり、自然素材がほとんどです。

これは、湿気を調節する作用が大きく
夏の暑い時期(湿気の多い時期)に、湿気を吸い取ります。
そのことで、室内の湿度は下がり下がった湿度を気温に直すと
約2度位、室温が下がったのと同じ効果があると言われています。

その他に、深い庇や風通りの良さ等、上げられます。
これらの理由が混ざって効果を増し、
古民家に入ると、“冷やっ”とした、感じになるのでしょう・・・。
今年の夏は、古民家に注目です!

*ひんやりする室内↓
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posted by 香川古民家 at 19:44| Comment(0) | 古民家鑑定士 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月03日

四方蓋造り!

あまり耳慣れない言葉だと思います。
四方蓋造り。
四国(内海側)の伝統的民家の屋根の形状(特徴)です。
上に茅葺の屋根、下屋に瓦葺。
現在蚊帳の屋根は、鉄板若しくは銅版で蚊帳の上から
葺かれている物が多くなっています。

間取りは田の字型、入口は東南、土間があり、奥が食事処。
和室が4つ。。といった具合。

朝起きて〜農業して〜帰って寝る までの作業が
簡潔にできるよう、工夫されています。

数は少なくなりましたが、まだまだ残っている
四方蓋造り。大切に扱っていける環境つくりに
力を入れていきたいです。

*農村歌舞伎の舞台も四方蓋造り↓
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posted by 香川古民家 at 09:44| Comment(0) | 古民家鑑定士 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月09日

古民家鑑定士様移行手続できています?

香川県にいらっしゃる、古民家鑑定士さん
一級古民家鑑定士さんになる、移行手続き進んでいますか?
前回の例会に来られて方は、ご理解頂けたと思いますが
7月の末までに、移行手続きを行うと再度受験をしなくて済みます。

古民家鑑定士さんは
@新教本を購入し、
A職業技能振興会へ移行の手続きを済ませ
B教科書にある問題集を送付
以上の手続きで、一級古民家鑑定士さんに移行できます。
移行の手続きを行わないと、二級古民家鑑定士さんになります。

古民家鑑定士さんの試験はずいぶん難しくなっています。
今のうちに、一級古民家鑑定士さんに移行しておいた方が楽だと
思います・・・!

移行の手続きは7月末までです。
お忘れなく。。。
詳しい手続きはこちらにあります↓
http://www.kominkapro.org/change/change2
posted by 香川古民家 at 15:00| Comment(0) | 古民家鑑定士 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月07日

古民家鑑定士認定講習!

古民家鑑定士資格試験の認定講習が高松で開催されます。
試験は6月19日(日) 高松テルサ にて行われます。

認定講習の申し込みはこちらより↓
http://www.kominkapro.org/kanteishi

古民家鑑定士とは、厚生労働省認可財団法人職業技能振興会により、
古民家の評価をすることを目的に創設された公的な資格で、
現在約1800名が全国で活躍しています。

 古民家鑑定士はその名称通り、「古い民家の保存、活用、
再利用を目的に、建築的見地および環境保全の見地に立ち、
専門的な知識と技術を用いて、お客様に適切なアドバイス」を行ないます。

今後益々、注目される資格です。
是非チャレンジしてみて下さい。



*写真は試験の様子です↓

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posted by 香川古民家 at 20:13| Comment(0) | 古民家鑑定士 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月03日

新人古民家鑑定士さんへ!

認定講習を受講され試験に合格すると、古民家鑑定士さんに
なれる事になっていますが、実務経験はありません。
そんな、新人古民家鑑定士さんへ最初の鑑定に同行し
アドヴァイスを行うシステムがあります。

古民家鑑定の実施が決まった後、(社)香川県古民家再生協会へ
一報頂けましたら、担当者が同行し一連の流れを
一緒に行います。(有料です。ご相談ください)

また、定期的に古民家鑑定実地講習を行っていますので
そちらにご参加いただき、経験を積んでいただく
方法もあります。

いずれにしても、古民家鑑定士さんになられた方に
いろいろ後援を行っていますので
何かと相談してみてください!
解る範囲でご報告させて頂きます。

*古民家の現場で・・。↓
DSCF2115.JPG








posted by 香川古民家 at 23:27| Comment(0) | 古民家鑑定士 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする