“建築を学ぶ学生と数寄屋古民家の集い” を開催する運びとなりました。
現地では、当主による建物と数奇屋に関する説明、お茶のお接待。
また、当協会理事(それぞれが建築・古民家維持再生に係る)が待機し、
学生達の質問に対し答えます。建築を学んでいる学生達に、
日本人の持っている“和”の心根を少しでも学んで頂き、
将来の建築活動に活かしていただければとの考えで、計画・実行致します。
最後には、学生達が庭掃除を行ない、恩返しを行う取り組みです。
◆三木町渡邊邸について
『揚(あげ)家を語らずして茶室を語るな』という言葉がある。京阪にまで
聞こえた数奇屋大地主、揚家十茶室のうち五つを渡邊邸に移築。伝来の“鯰魚庵”
と合せて名席六室がここ渡邊邸にあります。讃岐を代表する数奇屋建築物。
◆活動背景 上記説明にある数寄屋古民家を所有されているオーナー(60代女性)
でありますが、庭の掃除には大変苦慮。特に草抜きには体力的にも非常に大変でした。
良き数寄屋の風情他漂うこの建物を、建築を学んでいる方達に見て触って
日本人のDNAとして残る様勉強して頂き、その代り苦慮されている草抜きを
みんなで行うと、良い関係が築けると活動開始(今年で5回目)。
◆概要 日時:平成26年9月26日(金) 9時半〜12時頃まで
場所:三木町白山
内容:9時半頃〜オーナーのご挨拶、数寄屋・建物・お茶と建築について説明
学生による草抜き〜11時半頃終了
詳細:下記問い合わせより
http://www.kominka-kagawa.net/contact.htm
※写真は昨年の様子です↓