古民家の小屋裏に潜入すると、沢山の物がありビックリすることがあります。
総じて、昔の方は物持ちが宜しかったようで、いろんなものが
大切に保管されています。
数十センチのヒモや、古新聞、“これ、どうすんの?”といった物も
多く保管されています。
物が少なかった時代に、大切に使っていたという事です、ね。
現代の様に、100均やコンビニ・スーパーに行けばなんでも揃う様なことも
なく、すべて自前で事をしなければならない時代ですので、
こういったように、物を大切に取って置いたのだろうと推測します。
最近よく言われているSDGsの一つの指針に合うような行動ですね。
物を大切にすることもなかなか難しい時代かもしれませんが、
未来の方々の為を考えて、
古来の方々の行動を見習うべき時代になっているのだと
私達も見習うべき とも思えます。
◆物でいっぱいの調査中の屋根裏。
2021年10月31日
2021年10月28日
古民家の庭
2021年10月24日
再利用
古民家の現場に伺うと、二度三度、再利用されている材料を
よく見かけます。
床板をはぐると、●●公民館 と、墨書きされている板もありました。
建具も高さ調整に木を継ぎ足したものや
柱なんかも、全く違うところに穴が開いていたりするものもあります。
使えるものは、使っていたんですよね・・。
“この家の材料は、あそこから貰って来たんや”と、言うお話も
ちょいちょい伺います。
古民家の屋根裏に上がると、生活道具やなんかの材料の
端っこや、新聞や、いろんなものが積まれていたりします。
これも、使えるものは再利用しようとする気持ちの表れです。
当時は単に物がなかったという事なのでしょうが
それにしても、感心することが多いです。
良い物が小屋裏に有ったりしないか?と、思ったりしますが
今まで、お宝のような物はありませんでした。
今では不要のような物も、きっちり取っておいたようです。
SDGsという言葉が良く聞かれるようになったこの頃、
江戸時代〜明治~大正〜昭和前半のこの精神を見習って
伝統文化共々、未来につなげていきませんか・・。
よく見かけます。
床板をはぐると、●●公民館 と、墨書きされている板もありました。
建具も高さ調整に木を継ぎ足したものや
柱なんかも、全く違うところに穴が開いていたりするものもあります。
使えるものは、使っていたんですよね・・。
“この家の材料は、あそこから貰って来たんや”と、言うお話も
ちょいちょい伺います。
古民家の屋根裏に上がると、生活道具やなんかの材料の
端っこや、新聞や、いろんなものが積まれていたりします。
これも、使えるものは再利用しようとする気持ちの表れです。
当時は単に物がなかったという事なのでしょうが
それにしても、感心することが多いです。
良い物が小屋裏に有ったりしないか?と、思ったりしますが
今まで、お宝のような物はありませんでした。
今では不要のような物も、きっちり取っておいたようです。
SDGsという言葉が良く聞かれるようになったこの頃、
江戸時代〜明治~大正〜昭和前半のこの精神を見習って
伝統文化共々、未来につなげていきませんか・・。
2021年10月21日
古民家の現調に伺いました。
先日ご相談を頂きました、東讃の古民家の現場調査に伺いました。
伺ってみると、現場調査とまで、畏まったものではありませんでしたが、
この地域(建築当時は範囲が極狭い)の特色いっぱい、
当時の大工さんの意趣・心意気詰まった古民家は感動ものでありました。
機械、コンピューター、重機の無い時代に、建築工事は一大事だったと
おもいます。それだけに、作り手(依頼する方も)の力の入れようは
大変だったと思われます。
そういった、労働力及び精神力の詰まった古民家を拝見すると、
住宅(家)や建築物はこうでないといけない と、深く想い直します。
古民家としては、若い方の古民家ではありましたが、
この現代に新しく作ろうと思えば、大変なものだけに
なんとか、次世代に向けて残って行ってほしいと思いました!
伺ってみると、現場調査とまで、畏まったものではありませんでしたが、
この地域(建築当時は範囲が極狭い)の特色いっぱい、
当時の大工さんの意趣・心意気詰まった古民家は感動ものでありました。
機械、コンピューター、重機の無い時代に、建築工事は一大事だったと
おもいます。それだけに、作り手(依頼する方も)の力の入れようは
大変だったと思われます。
そういった、労働力及び精神力の詰まった古民家を拝見すると、
住宅(家)や建築物はこうでないといけない と、深く想い直します。
古民家としては、若い方の古民家ではありましたが、
この現代に新しく作ろうと思えば、大変なものだけに
なんとか、次世代に向けて残って行ってほしいと思いました!
2021年10月17日
いつから 古民家?
古民家って、何年前からの建物なるんですか?
良く聞かれる質問です。
特に定義はないように思いますが、個人的には石場建と
呼ばれる、コンクリート基礎に緊結されていない建物が
そうではないかと思っています。
建築的には、“伝統的構法”と、呼ばれているようです。
ちなみに現代の木造住宅の多くは“軸組構法”と呼ばれます。
大体70年位前頃から、伝統的構法は激減します。
70年程前というと、大戦終了後という事になりますね。
コンクリートが大勢を維持し出し、戦後復興に住宅建築が
大量に勃興しだす時代に突入する時期です。
より簡単に、多く建物を造るために、軸組構法という物が
幅を利かしていく時代に、伝統的構法は建築基準法からも
はみ出した訳です。
50年以前の建物を古民家と呼ばれる団体もあるようですが、
建築的に大きく変わる、伝統的構法が古民家と呼べるかな と、
個人的には思っています。
※いろんなご意見あろうかと思います。
あくまで、個人的見解ですので、ご注意下さい。
良く聞かれる質問です。
特に定義はないように思いますが、個人的には石場建と
呼ばれる、コンクリート基礎に緊結されていない建物が
そうではないかと思っています。
建築的には、“伝統的構法”と、呼ばれているようです。
ちなみに現代の木造住宅の多くは“軸組構法”と呼ばれます。
大体70年位前頃から、伝統的構法は激減します。
70年程前というと、大戦終了後という事になりますね。
コンクリートが大勢を維持し出し、戦後復興に住宅建築が
大量に勃興しだす時代に突入する時期です。
より簡単に、多く建物を造るために、軸組構法という物が
幅を利かしていく時代に、伝統的構法は建築基準法からも
はみ出した訳です。
50年以前の建物を古民家と呼ばれる団体もあるようですが、
建築的に大きく変わる、伝統的構法が古民家と呼べるかな と、
個人的には思っています。
※いろんなご意見あろうかと思います。
あくまで、個人的見解ですので、ご注意下さい。