岡山県真庭市にある、勝山の町並み保存地区にお邪魔してきました。
出雲街道の宿場町として、また高田城下町として栄えてきたこの地域、
勝山文化センターから、中央図書館まで、南北に≒1km程位の町並みで、
町並みの各軒下には暖簾があつらえて居て、町並み保存に地域一体で
取り組んでいる様子が解ります。
旭川に沿う町並みには、cafeや食事所、酒造所蔵元(御前酒)
中央部には郷土資料館もあり、
道を一本外れますが、勝山武家屋敷、三浦坂、安養寺、妙円寺、化生寺と、
出雲街道沿いの名刹があります。
ゆっくりとした時間が流れる、山間の名所となっています。
岡山県初の町並み保存地区として指定されている(伝建ではない)とある
この街並みですが、駐車場も無料で整備されていますし、近隣にも
湯原温泉とかありますので、香川から併せて観光するのにも
良さそうです。
2023年11月18日
2023年01月30日
ヘリテージマネージャー授与式
令和4年度香川県文化遺産保存活用技術者養成講座
(通称ヘリテージマネージャー養成講座)の授与式が行われました。
文化財若しくは文化財になっても良い様な有形の物が
取り壊されていく中、文化財登録やそれに準じた活動ができる
人間を増やしていこうと、香川県歴史的建造物保存活用会議として
1年間、文化財について学びました。
普段なかなか目にできないような文化財や技術に触れる事ができ、
知らなかった知識、曖昧だった経験部分がしっかりと身に付く事ができ
とても有意義な1年間(60時間講座)でありました。
個人としては、なかなか文化財級の建造物に携われる経験は
今後も少ないとは思いますが、
一年間養った目で、見る角度が随分と変わりましたし、
建造物の内容も理解度がUPしていると思いますので
自分が触る触らないは別として
良い建造物を後世に残していく考え方や
それを伝える言動を増やしていきたいと思います。
ご教授頂きました、先輩方、先生方、
ありがとうございました。
※写真は授与式の様子
(通称ヘリテージマネージャー養成講座)の授与式が行われました。
文化財若しくは文化財になっても良い様な有形の物が
取り壊されていく中、文化財登録やそれに準じた活動ができる
人間を増やしていこうと、香川県歴史的建造物保存活用会議として
1年間、文化財について学びました。
普段なかなか目にできないような文化財や技術に触れる事ができ、
知らなかった知識、曖昧だった経験部分がしっかりと身に付く事ができ
とても有意義な1年間(60時間講座)でありました。
個人としては、なかなか文化財級の建造物に携われる経験は
今後も少ないとは思いますが、
一年間養った目で、見る角度が随分と変わりましたし、
建造物の内容も理解度がUPしていると思いますので
自分が触る触らないは別として
良い建造物を後世に残していく考え方や
それを伝える言動を増やしていきたいと思います。
ご教授頂きました、先輩方、先生方、
ありがとうございました。
※写真は授与式の様子
2023年01月26日
瓦の不陸と構造の腐朽
中讃にて、古民家の改修工事を行っていますが
附属建物(納屋)の棟に波打つ様子があり、そこも補修する事に
なりました。
納屋は棟まで一部分目視できていましたので、ある程度予測しながら
棟部分の瓦をはぐりましたが、下から見ていた状況よりはるかに悪い
状態でありました。
現場で大工と瓦屋と補修方法を確認し、補修用の材料依頼、
大工への指示、瓦屋への依頼をお願いしました。
※写真は瓦をはぐり、悪い部分を取り除いた時の様子
色々と試行錯誤しながらではありますが、なんとか補修方法を取り決め
職人さんに依頼します。
この時、補修方法の合理性と職人との人間関係が出来ていないと
なかなか、良しやろうか!とはなりません。一筋縄とはいかないのです。。
※なんとか補修に向けて工事が進んでいる所↓
附属建物(納屋)の棟に波打つ様子があり、そこも補修する事に
なりました。
納屋は棟まで一部分目視できていましたので、ある程度予測しながら
棟部分の瓦をはぐりましたが、下から見ていた状況よりはるかに悪い
状態でありました。
現場で大工と瓦屋と補修方法を確認し、補修用の材料依頼、
大工への指示、瓦屋への依頼をお願いしました。
※写真は瓦をはぐり、悪い部分を取り除いた時の様子
色々と試行錯誤しながらではありますが、なんとか補修方法を取り決め
職人さんに依頼します。
この時、補修方法の合理性と職人との人間関係が出来ていないと
なかなか、良しやろうか!とはなりません。一筋縄とはいかないのです。。
※なんとか補修に向けて工事が進んでいる所↓
2023年01月23日
八栗の遍路宿 改修工事
八栗寺(高松市北部・四国八十八か所第85番札所)近くの
お遍路宿・築150年程度の建物の改修工事に昨年末より
入っています。
屋根瓦から軸組まで、ごっそりやり替え
お宿の経営方針から変えていく、本格的な事業です。
※写真は屋根瓦撤去時
建物は雨漏りや白蟻被害に合っていて、
このあたりで何か手を打っておかないと、
今後の存続は難しい程に傷んでいます。
そんな時期にコロナ禍や代替わりの検討も重なり
地業の検討に入ったのが、昨年の夏でした。
工事は今年の半ばまで予定されています。
この建物の魅力と歴史を受け継ぐべく
残すと所は残し、刷新するところは刷新し、
以後、150年存続すべく建物になるよう
お施主様と頑張っていきます。
※写真は室内解体後
お遍路宿・築150年程度の建物の改修工事に昨年末より
入っています。
屋根瓦から軸組まで、ごっそりやり替え
お宿の経営方針から変えていく、本格的な事業です。
※写真は屋根瓦撤去時
建物は雨漏りや白蟻被害に合っていて、
このあたりで何か手を打っておかないと、
今後の存続は難しい程に傷んでいます。
そんな時期にコロナ禍や代替わりの検討も重なり
地業の検討に入ったのが、昨年の夏でした。
工事は今年の半ばまで予定されています。
この建物の魅力と歴史を受け継ぐべく
残すと所は残し、刷新するところは刷新し、
以後、150年存続すべく建物になるよう
お施主様と頑張っていきます。
※写真は室内解体後