前回、津山の城東地区の町並みについて、報告致しました。
今回はお城の西側/城西地区の町並みについてです。
城西地区の町並みは令和2年12月に伝統的建造物群保存地区(以下伝建)に
選定された、比較的若い伝建の町並みです。
城東地区が商家街なのに対し、城西地区は寺町です。
津山城下最大の寺院集積地で江戸時代には22もの寺院(現在12)が
軒を連ねていたようです。
出雲往来側から町並みに入ると、大圓寺・愛染寺・寿光寺そして本源寺と
寺社が並び、町並みを壮観にさせています。
寺社から津山城下に行き来するため、その往来に商家が並びます。
作州民芸館(旧土居銀行津山支店 国登録有形文化財 明治42年建築)
は町並みの真ん中辺にある中核施設となっており、城西地区の町並みを
印象付ける建物です。
津山は、1地域で二つの伝建を堪能できる、町並み好きな方にとっては
パラダイスです。
高松からも日帰り可能でありますし、少し足を延ばすと
温泉地域もありますので、一度足を延ばしてみる価値ありますよ!
◆写真は作州民芸館と城西地区の町並み
若い伝建なので、工事中の物件もいくつかありました。
2023年11月28日
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