良く聞かれる質問です。
特に定義はないように思いますが、個人的には石場建と
呼ばれる、コンクリート基礎に緊結されていない建物が
そうではないかと思っています。
建築的には、“伝統的構法”と、呼ばれているようです。
ちなみに現代の木造住宅の多くは“軸組構法”と呼ばれます。
大体70年位前頃から、伝統的構法は激減します。
70年程前というと、大戦終了後という事になりますね。
コンクリートが大勢を維持し出し、戦後復興に住宅建築が
大量に勃興しだす時代に突入する時期です。
より簡単に、多く建物を造るために、軸組構法という物が
幅を利かしていく時代に、伝統的構法は建築基準法からも
はみ出した訳です。
50年以前の建物を古民家と呼ばれる団体もあるようですが、
建築的に大きく変わる、伝統的構法が古民家と呼べるかな と、
個人的には思っています。
※いろんなご意見あろうかと思います。
あくまで、個人的見解ですので、ご注意下さい。