2021年10月03日

小屋裏探訪でお勉強

高松市内の古民家にて、小屋裏調査に入りました。
この地域一番の庄屋であろうお宅は、部屋からして
どれだけお金持ってたんや?と思うほどですが、
小屋裏に入っても、しっかりした仕事をしていました。

この日は丁度、大工も現場にいたので
二人で想像を膨らませました。
“おそらく、使っている木は、切り出してから3年程は最低乾燥させ
建てるのにも数年かかってるなあ〜。この村在住の大工では
ちょっとしんどいなあ〜。街の方から大工、建具屋、左官等
相当人数引っ張ってきてるのでは?車の無い時代屋から、
どこかの家で寝泊まりしたか、先に寝泊まりできる小屋を建てたか・・。”

“この柱は、おかしいなあ??
これは、後で、建てた当時を知らない人が建ててるなあ”

こんな話を交わしたりするのも、とても楽しいです。

現地を見ていると、いろいろ苦労や知恵が見えてきて
建築中の大工や職人らの息遣いも聞こえてくるように
思われます。
機械、車、電気の無い時代に、一生懸命頭と経験を駆使している
古民家の隠れている所が、お気に入りです。

小屋裏の様子です

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posted by 香川古民家 at 13:52| Comment(0) | 伝建地区 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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