2021年03月25日

苔むす庭と心意気

古民家の工事現場北庭には、杉苔・砂苔らの苔が付いていて
飛び石、庭木と相まって、テレビやインターネットなどなくとも
景色を見ているだけで時間が過ぎていく仕掛けがなされています。

百数十年前にこの家が建てられたときには、最低でも存在していた庭で
更に何代か前の作庭かもしれません。
建築は長くとも1.2年で終わりますが、庭は何年も何十年も先を見、考え、
続けていかなければならないので、気の遠くなる作業です。

建築はできるだけ庭の邪魔をしない様に建築を続けようとその立場で
建築を進めなければならないと思いますし、
現代の設備(テレビやインターネット等)も無視するわけにいきませんので
気を使っていかなくてはいけません。

古民家を見に来たときは、庭もよ〜く観察してくださいね!

◆津田の古民家苔むす庭です

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posted by 香川古民家 at 00:00| Comment(0) | 伝建地区 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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