2018年12月16日

先日の古民家 再構造調査

先日伺った古民家の再調査(構造部門)に伺って来ました。

目視及び触手・歩行で気になっている所も一斉に調査してみました。

◆屋根〜下から見上げていても、不陸と掛けが確認できていましたが
    近くで見ると、余計に目立ちます。
    数年か数十年前に手を入れた跡が見れますが
    その後も劣化が進んでいます。
    
PC150002.JPG












◆外壁〜漆喰の表面が剥げています。
    板張りの一部が良くありません。

PC150009.JPG


















PC150050.JPG


















◆小屋裏〜屋根の状態からすると、小康状態を保っています。
    少し、ホッとします。

IMG_5226.JPG





















◆床下〜シロアリの被害が甚大です。
    床がふわふわしてりるのは、このせいです。

IMG_5236.JPG
























先日お施主様に再生工事のお考えを伺い、なかなか返答に困っていましたが
調査を進めるうちに、何となく方向性が見え始めたように思います。

建物のコンディションとお施主様の想いと住む方々の計画と
今までの経験と現場でのイメージを集めて
ご提案をまとめていこうと思います。










posted by 香川古民家 at 17:51| Comment(0) | 伝統的建築物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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