2021年01月10日

長持ちの 再 嫁入り

津田で改修工事を行っております古民家の小屋裏にあった長持ちを
再利用で奥座敷の古民家へ移設致しました。
津田の古民家では置く場所が無く、誰か使って頂ける方がいたら と、
ピン! と、来た方にお話したら、頂いて貰えるとの事で、
早速軽トラに積み込み、奥座敷の古民家へお持ち致しました。

長持ちは、布団や座布団等を入れておくもので
当時(この津田の古民家は築150年程度)嫁入りで持ち込んだのか
更に以前より使っていたものか定かではありませんが
造りはしっかりとし、家に合った凝った造りになっています。
当時は棒を差し込み大人二人で担いだか、木車に乗せて曳いてきたか、
どちらにしても人力(あるいは馬力)でしょうから、そう遠くより来てないかと
思うのですが、
現代は、車が存在しますので、1時間で奥座敷(高松市)まで嫁入りとなりました。

奥座敷の古民家も、津田の古民家も、地域の庄屋的家屋の雰囲気ですので
持ち込んでも十分似合います。
しかし、長持ちを積んだ軽トラを見て、街中の人はどう思ったでしょうね〜。
道中、志度市街〜高松市街(国道11号線)を突っ切ってきました。

◆小屋から下した長持ちと、軽トラに積んだ状態です↓

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posted by 香川古民家 at 11:00| Comment(0) | 伝建地区 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする