古民家に憧れる方は、多くなっています。これは、実際住んだことのない
方々のあこがれでありまして、本当に古民家に住んでいる人たちは
古民家生活の大変さをたくさん口にします。
中でも、苦情ダントツNO1なのが、“寒い” です!
冬場、朝起きれば外気+2~3度とほぼ外気と変わらない室温に
びっくりした といった内容の事は、皆さん言いますし、
温かい部屋から一度外部に出て浴室に向かうなんて古民家もあります。
(古民家は家事防止の観点から離れた場所に浴室が多かった)
ヒートショックや湯冷めなんかの考慮は皆無です。
今年はこれまで温かかったですが、12月中旬程より寒くなるとの予報です。
改修工事の終わった古民家は、断熱改修もできていますので、
程よく暖房機器も効いてくれますが、改修工事のなされていない古民家では
今年も、苦情NO1の寒い 堪える古民家オーナーが出て来そうです。
古民家再生協会では、再生工事の依頼があった場合、最近の住宅事情に近い
断熱+気密の状態にすることを推奨しています。
昔の人は、火鉢やコタツで凌いでいたようですが、室温の変化や
ヒートショックにならないような、体に楽な生活体系をとれる
ゆったりとした空間を目指しましょうね と、お話します。
もちろん、その改修工事の性格によって、どこまでできるか
違ってくるのですが・・。でも、寒くなく暑くない家がいいですからね・・。
古民家苦情NO1をなくするために。。
※写真は古民家改修工事中に断熱改修工事行っている所(上3枚)
床暖房工事も良く取り入れます(下2枚)