2020年01月30日

甘味と珈琲 古家 −koyaー

昨年11月にOPENした、“甘味と珈琲 古家 −koyaー” さんに、
ようやくお邪魔してきました。
初めてお施主様に会ったのが、もう二年前。工事に約一年。
“お店は何時できるのだ・・!” と、ゆっくり構えていましたが
OPENできて、嬉しいです。

◆国道438号線沿い 飯山町 入口から、お店まで↓

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入口までの心遣いに、すでに“ホワッとした気持になります”

◆お店の中はこんな感じ↓

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◆ドン と、大きな梁のある土間↓
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◆庭木でさりげなく季節感を出しています。

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この古民家に惚れて、この地を選び、ゆっくり丁寧に構想を積み上げて
ようやく実現した“古家”さん。。
古民家好きにはたまらないでしょうし、ゆっくりしたい人にも
店内のボンボン時計の音には、心癒されると思います。
是非、足を運んでください!

“甘味と珈琲 古家 −koyaー”さんの情報
営業時間 11:00〜17:00
定休日  月・火曜日(祝日の際は翌日)不定休有り
場所   丸亀市飯山町上法軍寺2090
電話   0877-89-4443









posted by 香川古民家 at 18:34| Comment(0) | 伝建地区 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月26日

古民家改修工事に入ります。

2018年12月より打合せを行っておりましたお宅の改修工事に
入ることとなりました。
築40年程度の在来工法と築約100年程度の伝統的構法とが
連なっている住宅の改修工事です。

この地の由緒あるお宅の御子息が将来的に当主を継ぐ為の
建物の改修工事です。
このお宅の歴史と想いが代々繋がっていく家です。
大きな庭に向いた開放的な建物です。
しかし、40年前と100年前に建築された建物でありますので
この時代に合うべく、改修工事が必要となります。

今後また100年近く存続していただく建物になって頂ける様
職人さん達と一緒に一生懸命取り組んでいきたいと
思います。

よろしくお願い致します!

◆写真は過去の再生工事後の写真です↓

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posted by 香川古民家 at 18:49| Comment(0) | 伝建地区 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月23日

二期工事です

高松市内にて行っていました、古民家改修工事の二期工事が
始まりました。
一期工事は、耐震化や水廻りといった基幹にかかわる部分の
改修でありましたが、二期工事は
・畳の部屋をフローリングに とか
・木製の調子の悪い建具をペアガラスにといった
割と表面的な工事となります。

◆2階北面にあった大きな木製開口部。
建付けも宜しくない状態→アルミサッシュ ペアガラス に交換

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◆1階南面 縁側の床はグラグラしていて、建具も随分調子が悪いので
床から交換する事になりました。

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断熱気密もとれ、建付け防犯も良くなりますので
冬場の時期の工事となりましたが、生活しやすさは
随分向上されると思います。

二期工事もあと少し・・。
出来上がるのが楽しみです!









posted by 香川古民家 at 18:07| Comment(0) | 伝建地区 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月19日

古民家の耐震について

1/17 阪神淡路大震災より、25年目を迎えました。
未曾有の大地震は多くの被害をもたらしましたが、
そのうち、地震発生より10分程度以内の圧死が94%に上る
との事です。

どういうことか・・。
建物若しくは家財にが倒壊することにより、内部に居た方々が
被害にあったという事です。
この事態を受けて、建築基準法が改正され、
“大地震に対し倒壊しない”を、レベルとされるようになりました。

しかし、現存する建築物は、建築当時の建築基準法が適用され
さかのぼって、現行の法律を守る義務はありません。
(政府は補助金を出し、耐震化を進める)
さらに、建築基準法が出来る以前の“古民家”に、適用の筈もありません。

何件か古民家の耐震化を手がけた事も有りますが
結構大変な工事となります。
(決して、古民家の所有者を脅すわけではないので誤解しないで
欲しいです)
古民家(伝統的構法)は、現行の基準法と構造が全く違います。
が、耐震化を放って置く事も、責任逃れのように思います。

いろいろ、オーナー様とお話しながら と、なるのが
精一杯でしょうか・・・。









posted by 香川古民家 at 18:17| Comment(0) | 伝建地区 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月16日

香川の空家率 全国ワースト8位・・

https://www.shikoku-np.co.jp/bl/digital_delivery/list.aspx?id=DS02020011600000

今朝の四国新聞1面の記事です。
空家率18%・・にのぼるそうです。凄いですね!
≒五軒に一軒が空き家の計算となります。

“空き家ビジネス”と、言う言葉も出てきていますが
ここまで増加すると、ビジネス化するでしょうね〜。

倒壊して、危害が加わりそうな建物は解体撤去を
検討せねばならないでしょうが、
・既に地元にいない、、
・共有者がいっぱい、、
・誰の物か解らない、、 等、となったものは
どうするのでしょう?? 頭痛いでしょうね〜。

しかし、分譲地は増えているし、マンションも建設されています。
“畳と女房は新しい方がいい”とは、よく言われる話ですが
家も新しい方がいいんでしょうかね〜。

古民家好きの方も多くなりましたが、更に流通できるよう
頑張らないといけないですね〜!









posted by 香川古民家 at 18:02| Comment(0) | 伝建地区 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする