でけた!(仕上がった)
手作業で、ジワジワコツコツ造ってきた、古民家の離れが
出来上がりました。
古民家に合う風合いの仕上げを考え、瓦・木・土・石で
造りました。
流石に伝統的工法とはいきませんでしたが、
庭や周囲の雰囲気は壊さず残ったと思います。
完成時↓
オーナーさんは、このベンチに腰掛けて、庭を見るのが楽しいそうです。
建物ができたので、この場所に有った石や臼をつかって、庭(と呼べるか?)を
造ってみました。
ここに有った石たち(作業前)↓
もともと、ここに離れが在ったのですが、その離れの解体時に
出てきた物です。
造作後↓
庭に放置されていた臼(地元では“でんでんこ”と呼ばれているようで、餅を突くのではなく、穀物を擦るようです)を
手洗いに利用しました。ここで、洗いものをします。
石組は私がしましたので、自流です。↓
排水も考えました。
昔の西讃の時間の流れと合えばいいなと、お施主さんと
一緒に考えて造りました。
こんな雰囲気も良いと思います。