2021年03月28日

現場調査に伺いました。

先日よりご相談を伺っておりましたお宅に、現場調査にお邪魔致しました。
古民家(住宅)のリフォーム予定のお宅ですが、まずは現地を拝見させて
頂かないと、ご提案や調子の悪いところ、その建物の状態確認もできないので
何はともあれ、現地を見せて頂きました。

讃岐の古民家によくある形状の建物に、増築部分が付けられていて
やはり電話だけでは想像できないような建物です。
パット見だけでは、頭の中に建物のコンディション、癖、性格が
理解できませんので、時間は掛かりますが間取りを取らせて頂き、
図面化しながら(建物に時間を掛けて整理するため)
お施主様のこれからの生活にも想いを寄せていきます。

今回の現場調査では、シロアリの被害も見えましたので
次回、床下の点検に白蟻業者を同行してもらい、給排水の事も
詰めておきたいので、設備業者も一緒に伺い、
提案できるような内容にしていけたらと思います。

◆写真はイメージです
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2021年03月25日

苔むす庭と心意気

古民家の工事現場北庭には、杉苔・砂苔らの苔が付いていて
飛び石、庭木と相まって、テレビやインターネットなどなくとも
景色を見ているだけで時間が過ぎていく仕掛けがなされています。

百数十年前にこの家が建てられたときには、最低でも存在していた庭で
更に何代か前の作庭かもしれません。
建築は長くとも1.2年で終わりますが、庭は何年も何十年も先を見、考え、
続けていかなければならないので、気の遠くなる作業です。

建築はできるだけ庭の邪魔をしない様に建築を続けようとその立場で
建築を進めなければならないと思いますし、
現代の設備(テレビやインターネット等)も無視するわけにいきませんので
気を使っていかなくてはいけません。

古民家を見に来たときは、庭もよ〜く観察してくださいね!

◆津田の古民家苔むす庭です

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2021年03月18日

ああ、残念ながらまた壊されている・・。

先日は三谷の大屋敷がついに解体されている と、ブログに書きましたが、
車を運転していると、近所のいつも気になっている古民家に解体業者が
入っていました。残念です。

状態は良くなく、はっきり言って再生するには度胸の要る古民家には
なっていましたが、状況を目の当たりにすると、結構つらいです。

古民家は所有者の物であって、他人がとやかく言う物ではありません。
特に建物は古くなってくると、メンテナンス・維持管理に大変な苦労が
付いて回ります。
今回の建物の所有者の方も、苦渋の決断で、正しい判断だと思います。
古民家の所有者と、非所有者では言っていることが正反対の時が
よくあります。持っていることは大変なんですよね〜。

無くなったことに悲しむのではなく、残せる幸せに感謝します。

◆写真はイメージです。

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2021年03月14日

照明器具の追加

一昨年竣工した古民家工事をしたお客様より
お子様の成長に伴い、照明器具の追加工事を検討したい と、
ご連絡を頂き、打ち合わせに伺いました。

工事する前には赤ちゃんだったお子様も、そろそろ絵本を読んだり
早めの勉強等を行ったりする年頃になりました。
嬉しいお話ですね。

お子様の勉強等には、スタンド照明を利用する場合が多いのですが
元々、暗めの照明計画だったために、今回増設する方向で
お話を頂いています。
おうち ですので、家族の用途によって使い勝手が変わって来る時も
あるかと思いますが、柔軟に対応できたらと思います。

◆このお宅の工事が終わった時の様子です

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2021年03月11日

大工工事も終わりました。

津田で改修工事を行っている古民家ですが
昨年晩秋より掛かっていた大工工事も終了しました。
これからは、仕上げの外装〜内装工事へと進んでいきます。

◆工事入ったころの様子↓

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床を取り除き現場にいた大工とじっくり打ち合わせを行ったことが
思い出されます。“どうするかな〜” と。
これは、こうせんといかんな〜。ここは、これで納めよう。。と、
信頼のできる経験積んだ大工が居たために、工事が進んでいきました。

◆傾いていた床もも今ではまっすぐになりました。
 隠れていた梁も演出で化粧(見せる)にし、
 汚れて隙間の有った天井は、埋めて塗装しなおし綺麗になりました。

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さて、これで屋根や床柱といった基本的な部分が一区切りとなりました。
これからは、目に見える部分を綺麗に気持ちよく仕上げていく仕事になります。
まだ、時間は掛かりますが
ゆっくり、しっかり、手掛けていきます。









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2021年03月07日

考え方は人それぞれです

集会場の腰掛の補修するのに、現場を拝見に伺いました。
ちょっと、想像と違いましたので、驚きました。。

木造は継手が鉄やアルミ、コンクリート等に比べ弱く
水分に対しても耐久性がありません。
普通に考えると4本柱をイメージすると思います。

人それぞれの考え方として、写真のような2本柱でも
良いかと思いますが、なかなか想像できない作り方に
斬新な感覚を受けました。
スペースとデザインと考えたのでしょうね〜。。

◆腰掛

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2021年03月04日

木製塀が出来ました。

津田で行っていました、改修工事の道路面に土塀が
有ったのですが、その土塀を撤去し、新設の木製塀と
取り替えました。

◆既存土塀と、新設木製塀

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イメージはだいぶ変わりましたが、綺麗にスマートになりました。
まだまだ、工事は続きますが最終形を考えながら、悩みながら
進んでいきます。













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2021年02月28日

古民家の用途変更について(2)

そもそも古民家とは、建築基準法ができる(昭和25年)以前の建物が
ほとんど(建築基準法前身の市街地建築物法大正8年さえも)で、
建物優先(法律対象外)の理解で良いのですが
これを用途を変えると、そこで現行の建築基準法が絡んできて
にっちもさっちも、なんとも使えない(用途変更使用できない)状況となり
空き家の有効利用をとても妨げる事になっていました。

そこで、200uまでは建築確認申請不要で用途変更が可能になる特例が
設けられました。これにより、既存の戸建て住宅は大幅に利用しやすく
(用途変更しやすく)なり、活用が進むと思われます。

但し、なんでもかんでも可能ではなく、他の法律は守らないといけないですし、
専門家の意見をよく聞く必要があります。
そもそも、一定の規模の建物は(改修であっても)、設計に建築士が
携わらないといけない規定となってます。

建築基準法もそうですが、最低守りましょうね というのが
法律のラインとなっていますので、面倒なことを言っているように
思われるかもしれませんが、よく考えて行いましょうね〜。













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2021年02月25日

古民家の用途の変更について(1)

通常古民家は専用の住宅として、その用途に共されています。
その住宅として使われていた古民家をレストランや宿泊施設等
住宅以外の用途(使い方)に供するときは、用途変更という
行為となります。

建築に係る物では
・建築基準法
・消防法
・浄化槽法 
・生活衛生関係営業法 といった関係の法律が存在します。
それぞれ、面積や用途によって細かく分類され、必要なもの
そのままで良い物と別れています。

でも、なかなか難しんですよね〜。
一般の方では、私が話し出すと、“この人、なに難し気にいいよんや” 
てなことになります。
でも、一応法律で決まっていることなので、お金が掛かろうが
工事が大変になろうが、守らなければならない事には違いありません。

良く、グレーゾーンとか言われる方がいらっしゃいますが、
法律ではそういった物はなく、白か黒かです。
もし、何かあった場合取り返しがつかなくなる と思って
耳をお貸しください。












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2021年02月21日

お気をつけ下さい(3)

なんか、シリーズ化してきそうな“お気を付けください”ですが、
専門性が高く、解る方が少ないこともあるのかなあ と、思います。
今回は古民家所有者に忍び寄る、古材・古美術等についてです。

古民家所有者は大体の方がもう理解しているのですが
蔵の中の物を一式5万円で買ってあげるで〜 とか、忍び寄ってきます。
もちろん、ごみ処分とかを考えると、施主にとっては気楽かもしれませんが
1個10万円する漆器が100個あっても、有るとは決して言いません。
有名な画家が描いた巻絵があっても、    〃       。

相当額で買い取るのが商売の本筋ですが、その道の方々は
言い値が多く、安くたたき買い上げ、時期が来たら相当高く売るそうです。
(真っ当な業者さんも居るかとは思いますが。。。)

蔵のあるうちでも、時代物が所蔵されている家も少なくはなっているだろうと
思いますが、どうぞお気を付けください。













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