2022年01月09日

里山の古民家 工事掛かりました

昨年初より打ち合わせを重ねてきました里山の古民家が
工事着工致しました。
紆余曲折いろいろありましたが、方向性も決定し
本格工事の始まりです。

浴室・水回りの工事、電気給排水、傷んだ部分の補修等
工事は5月頃までかかる見込みです。

このあたりの庄屋さんだろうと思われるお屋敷が
再生されて、次の100年を送られる事に
とても感慨深いです。

新築時に携わった職人さんに、叱責されないよう
職人共々しっかりとやっていきたいと思います。

※写真は解体工事に入った様子です。

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2022年01月06日

仕事始め

新年明けましておめでとうございます。
旧年中は誠にお世話になりました。
今年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

正月休暇中は良いお天気に恵まれました。
皆様方に於かれましては、如何お過ごしでしたでしょうか・・。

2022年、1月6日より始動となりました。
今年は早々より、高松市で2件の古民家再生工事が始まります。
どちらも設計事務所案件であります。
無事に工事が進み、お施主様のご希望に添える様、
地域の宝として古民家が末永く存続できるよう
力を発揮していきたいと思います。

今年も宜しくお願い致します。

2022.1.2
京都 永観堂方丈庭 より 枯山水

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2021年11月21日

古民家床下小屋裏探訪

中讃にて、古民家の床下・小屋裏探訪に伺いました。
四方蓋と呼ばれる讃岐によくある形状の屋根ですが
一般的にある農家のお宅よりは、格式が少し上で大きさも
倍くらいある古民家です。この村では中核的な存在では?とも
思われました。

間取りを取り、屋根の状態確認、小屋裏〜床下探訪と
最初に行う現場調査を行いました。
田んぼが広がる景色と、讃岐の田舎の生活が色濃く残っている
屋敷にホッとする気分です。

お施主さんには小麦藁(屋根材)の保存方法や
若いころ行っていた屋根修理について、貴重なお話を伺うことが
できました。この村での慣行だとは思いますが、
興味深くありがたいお話でした。

行った床下・小屋裏探訪と現場調査については
整理して見解とともに、お施主様へフィードバック致します。

◆写真は床下探訪中。
床下は、懐が深くスイスイと進めましたが、ギョッとするお客さんも・・。

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2021年11月04日

伝統的建築物保存地区

伝統的建築物保存地区 略して “伝建” と、呼ばれている制度ですが
文化庁(国)が市町村より申し出を受けて、価値が高いと判断された場合
保存地区として指定されます。
北は北海道 函館から、南は沖縄県 竹富島まで、120か所が指定を受けています。

四国では現在
香川県 丸亀市塩飽本島町笠島 
徳島県 美馬市脇町南町
    三好市東祖谷山村落合
    牟岐町出羽島
愛媛県 内子町八日市護国
    西予市宇和町卯之町
高知県 安芸市土居廓中
    室戸市吉良川町
八つの地域が指定されているそうです。
徳島の出羽は、令和2年の指定です。最近ですね。

指定されると、ある一定の補助とかもあるそうですが、
それよりも、地域住民が一体となって、保存しようとする
心意気が素晴らしいですよね。

香川でも、本島以外にも古い町並みが存在してます。
伝建は難しくとも、末永く後世に残って欲しいです。
また、近くの伝建を見比べたり、見学に行ったりするのも
楽しいので、ぜひ一度見比べてみて下さい。

◆写真は本島視察時の物です。

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2021年10月31日

古民家からのSDGs

古民家の小屋裏に潜入すると、沢山の物がありビックリすることがあります。
総じて、昔の方は物持ちが宜しかったようで、いろんなものが
大切に保管されています。
数十センチのヒモや、古新聞、“これ、どうすんの?”といった物も
多く保管されています。
物が少なかった時代に、大切に使っていたという事です、ね。

現代の様に、100均やコンビニ・スーパーに行けばなんでも揃う様なことも
なく、すべて自前で事をしなければならない時代ですので、
こういったように、物を大切に取って置いたのだろうと推測します。

最近よく言われているSDGsの一つの指針に合うような行動ですね。
物を大切にすることもなかなか難しい時代かもしれませんが、
未来の方々の為を考えて、
古来の方々の行動を見習うべき時代になっているのだと
私達も見習うべき とも思えます。

◆物でいっぱいの調査中の屋根裏。

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2021年10月28日

古民家の庭

香川県古民家再生協会では、古民家そのものの色々な提案、工事を
行っていますが、古民家に伴う庭のお仕事も提案、作業させて
頂いております。

和風の庭は、最近では手に入らないような松、槙、柘植、等
手を入れるのが大変な植木や、その時期に手を入れないと
花が咲かないものもあります。
また、
庭に使われている、石や灯篭も場所な所に合った材質や置き方、
その人の個性もありますが、一定した作法もあります。

和風のお庭についても、ご相談下さい。

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2021年10月24日

再利用

古民家の現場に伺うと、二度三度、再利用されている材料を
よく見かけます。
床板をはぐると、●●公民館 と、墨書きされている板もありました。
建具も高さ調整に木を継ぎ足したものや
柱なんかも、全く違うところに穴が開いていたりするものもあります。
使えるものは、使っていたんですよね・・。
“この家の材料は、あそこから貰って来たんや”と、言うお話も
ちょいちょい伺います。

古民家の屋根裏に上がると、生活道具やなんかの材料の
端っこや、新聞や、いろんなものが積まれていたりします。
これも、使えるものは再利用しようとする気持ちの表れです。
当時は単に物がなかったという事なのでしょうが
それにしても、感心することが多いです。
良い物が小屋裏に有ったりしないか?と、思ったりしますが
今まで、お宝のような物はありませんでした。
今では不要のような物も、きっちり取っておいたようです。

SDGsという言葉が良く聞かれるようになったこの頃、
江戸時代〜明治~大正〜昭和前半のこの精神を見習って
伝統文化共々、未来につなげていきませんか・・。











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2021年10月21日

古民家の現調に伺いました。

先日ご相談を頂きました、東讃の古民家の現場調査に伺いました。
伺ってみると、現場調査とまで、畏まったものではありませんでしたが、
この地域(建築当時は範囲が極狭い)の特色いっぱい、
当時の大工さんの意趣・心意気詰まった古民家は感動ものでありました。

機械、コンピューター、重機の無い時代に、建築工事は一大事だったと
おもいます。それだけに、作り手(依頼する方も)の力の入れようは
大変だったと思われます。
そういった、労働力及び精神力の詰まった古民家を拝見すると、
住宅(家)や建築物はこうでないといけない と、深く想い直します。

古民家としては、若い方の古民家ではありましたが、
この現代に新しく作ろうと思えば、大変なものだけに
なんとか、次世代に向けて残って行ってほしいと思いました!











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2021年10月17日

いつから 古民家?

古民家って、何年前からの建物なるんですか?

良く聞かれる質問です。
特に定義はないように思いますが、個人的には石場建と
呼ばれる、コンクリート基礎に緊結されていない建物が
そうではないかと思っています。
建築的には、“伝統的構法”と、呼ばれているようです。
ちなみに現代の木造住宅の多くは“軸組構法”と呼ばれます。

大体70年位前頃から、伝統的構法は激減します。
70年程前というと、大戦終了後という事になりますね。
コンクリートが大勢を維持し出し、戦後復興に住宅建築が
大量に勃興しだす時代に突入する時期です。
より簡単に、多く建物を造るために、軸組構法という物が
幅を利かしていく時代に、伝統的構法は建築基準法からも
はみ出した訳です。

50年以前の建物を古民家と呼ばれる団体もあるようですが、
建築的に大きく変わる、伝統的構法が古民家と呼べるかな と、
個人的には思っています。
※いろんなご意見あろうかと思います。
 あくまで、個人的見解ですので、ご注意下さい。









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2021年10月14日

古民家の梁はなぜ丸いのか?

古民家に興味がある人は、古民家のあの太く丸い梁が
とてもお好きなようです。
改修工事途中に天井から現れてきた梁を、できるだけ
見せてくれと、お施主様は大抵おっしゃいます。
丸く、曲がった大きな梁は、黒く煤が付き、カッコいい物です。

さて、なぜ古民家の梁は丸く曲がっているのでしょうか??

古民家が建てられた当時、機械が無かったことが第一です。
木を組み合わせていくには、四角い方が簡単な事は
誰でも解りますね・・。現代の梁は全部四角です。
四角い方が良いのですが、機械が無いために人力で四角に
しようとすると、1本作るのに二人で2~3日かかったりします。
また、
トラックみたいな運ぶ機械も無いために、できるだけ近隣より
梁の材料となる木を運んで来なくてはなりません。
裕福に材料がないわけなので、安易に四角にしよう とは
ならない訳なんですよね・・。

なので、丸くて曲がっている梁が使われています。
大変だったのです。。









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